病棟クズ師長。退職面談で言われた衝撃の一言

これは私が病院辞めたときの話。

正直上司が最悪だったら「そこでどんなに頑張っても意味ないじゃん？」って
感じたリアルな話しをかいていきます

新卒から働いた病院はブラックで、でも気づけば10年以上経ってた。

2人目の育休終えて、職場に復帰したわたし。

がんばって働き続けようと思ってた。
けど、復帰後に待ってたのは…

・前残業１時間
・時間外の病棟会・看護研究・委員会。
・いやみな師長の「自己研鑽しろよ」の圧
・仕事をしない先輩に「お局キエロ」と内心つぶやく毎日

まわりのみんなにぺこぺこ頭下げながら育児して、
ナースコール・緊急入院・子どものお迎え、
常に「なにか」に追われるのが当たり前の生活

21時には意識が飛ぶように寝おちして、
朝の6時に飛び起きる毎日だった。

育休中こどもとゆったり過ごした時間、どこいった。

幻だったんかな…

あぁぁーもう限界だ…このままではムリだ…

と悟った私…

復帰2ヶ月にして退職を決めた。

今回はそんなうめぽんが経験した病棟師長との退職面談のはなし。

退職を切り出すのは、
もうほんとにめちゃめちゃ嫌だった。

日勤終わりに師長さんに声かけて
「辞めたいです」って相談をしたんだよねぇ。

そしたら、

「時短勤務にしたら？」
「受け持ち軽くしようか？」
「フリー業務だけにする？」

とかっていろいろ言ってくれたんだけど、

自分の中じゃ

って心は決まってて、

結局辞める方向で話がまとまった。

でも後日、
また師長室に呼ばれて、急に面談が始まった。

師長との面談で言われたこと

日勤終わりの17時ごろだったかな。

退職の話はひと通り終わってたから、呼ばれた理由が自分じゃピンとこなくって

って結構気楽な気持ちで行ったんだよねぇ。

師長室入ってまず最初に言われたのがこの言葉。

「あなた。自分の特性について調べたことある？」

これだった。

言われた瞬間、

え？

ってなった。

みたいな。

反応に困ってちょっと黙ってたんだけど、
師長の話はとまらなくて。

ここから先の内容がとんどんヤバくなってった。

「空気が読めない・ヌケモレが多い・優先順位がつけられない…」

「あんた1回自分の特性、調べたほうがいいよ。いろいろ出てくると思うからっっ」

って、まずはそう言われた。

ってなるじゃん。

ちょっと思考が止まったあとに、

「この人、私が発達障害っていいたいのかな…？」

みたいなことをぼんやり思ってた気がする。

でもなんも言い返せなくって。

ひたすら

みたいな。

黙ってたら、師長のほうが止まらなかった。

「お母さんもそんな感じなの？」
「あんた発達障害でもあるんじゃないの？」
「あなたにこの職場は、確かにキツイわね…」

みたいな。

うん、なんか…

もう、ここまで言われると怒りを通り越して、

呆然としてしまった…

でもさすがに

最後に言われた「この職場はあなたにはキツイ」の言葉は…

グサぁぁぁぁぁっっっ

って心に刺さったなぁ…正直めちゃくちゃ傷ついた。

わたし…これでもここまで結構必死にやってきたんだけどなぁ…

師長の言葉を聞いて、

そっかぁ…わたしが「出来ないやつ」だからいけないのか。
わたしが全部悪いのかぁ…

みたいになったの覚えてる。

職場復帰した当時のはなし

育休明けでこども2人保育園にいれて
フルタイムで復帰した整形病棟。

毎日入院とりながら、オペ2、3件見るのが当たり前のバタバタな職場。

時間に追われてばっかりで、

• 昼食は基本5分でかきこむ
• ナースコール、オペ迎え、入院アナムネ、看護計画、緊急入院…
• 患者の手術が終わる時間を予測してそれに合わせてアタマは常にフル回転
• 延長保育が終わるまでにマッハで仕事を終わらせて、お迎えにいくのが日課

時間通りに迎えに行けたことなんてなくて、かろうじて早く帰れる日でも周りのスタッフにぺこぺこ頭さげながら帰ってた。

なんかもう…

残業代だって、ほとんど出なかった。

それに、

「どーしても人がいなくて…お願いっ！！」

って言われて学生指導も・感染委員も看護研究もやった。

• 「時間がない」そんなのみんな一緒。
• もう限界…って思いつつも

「今だけだから」と自分に言い聞かせてたと思う。

育児は基本ワンオペ。帰ったら帰ったで、家で待ってるのは育児・家事の山。

帰って一息つけるわけもなく、急いで晩ごはん準備。

息つく間もなく、お風呂・洗濯・寝かしつけ。

余裕も気力もゼロなんだけど、自分でやるしかないからやる。

そして、

朝6時に飛び起きて保育園・職場・家を駆け回る、今考えると自衛隊のような生活だった…

自分では、結構がんばってたと思ってたんだけどなぁ。

師長に「辞めたい」って言ったとき、
仕事を続けられるように、いろんな提案をしてくれた。

わたしがすべて突っぱねたのが、多分気に入らんかったんだと思う

師長がくれた転職アドバイス

だとしてもさぁ…面談であんなボロクソに言うことないじゃんねぇ…

「次の職場は決まってるの？」

面談の最後のほうで、師長に聞かれた。

「透析のクリニックから内定をいただいていて、今はそこがいいなと思っています」

って正直に答えた。

ボロクソに言われたあとだったから、すでにメンタルは崩壊してた。

返ってきた言葉はこれ。

• いや、あなたは透析はやめた方がいいわ！
• 透析だって大変よ。
• 患者さんは言う事聞かない人が多いし、仕事もケースバイケースよ
• あなたはもっとルーチンワークの職場がいいんじゃない？

なにからなにまで否定されて…

いやぁーーーーー、もうほんと無理だった。

面談を30分くらいで終えて、最後に

「ありがとうございました」っていってお辞儀をしたら、

師長はめっちゃ満足そうに笑ってた。

「わたしが指導してやった」

って感じでしたね。

師長に言われた言葉は、今思い出してもめちゃくちゃ胸くそわっるいし、多分一生忘れないし

あんときは仕事終わって車のなかでめちゃくちゃ泣いた。

泣きすぎてパンパンに腫れた顔でお迎えに行ったよ…

そのあとも最近まで、まじでほんとにずっっっと引きづってた。

同じように今つらい人、いないかな？

この病院が、働いたの初めての病院だったから

「そんなもんなんかな…」
「仕事できない自分最悪だ…」

とか思いつつ。でももう自分のメンタルも限界で…

結局辞めて、いまの職場になった。
最後のほうメンタルボロボロになりながらだったけど、悩みながらいろんな人に相談して、最終的に職場変えてほんとよかったって心の底から思う！

いまは眼科のクリニックで働いてるんだけど、

• 委員会とか係とか時間外の仕事は全くないし
• 勉強会も時間内でちゃんと給料ももらって参加してる。
• 前残業もない

病棟時代みたいに

• 疲れ切って一日寝て終わるとか
• 休みの日でも次の日の勤務気になって鬱…とか
• 休日返上して看護研究やる

みたいことは一切なくなった！

院長の面談も3ヶ月ごとにあるんだけど、

• 「困ってることない？」
• 「人間関係上手くやれてる？」
• 「改善してほしいことない？」

スタッフの話をめっちゃ聞いてくれる！

ちゃんと大事にしてくれる姿勢も伝わってくるし、当たり前だけど人格否定してくる言葉もない。

上司がちゃんとスタッフに配慮してくれて、中立な立場なのもわかるから看護師同士も看護師と受付スタッフも人間関係めっちゃいい。

同じ看護師の職場とは思えないほど働きやすくなってびっくりしてる。

おまけに、時給もほかと比べても1900円ってダントツいいし、パートなのにボーナスもガッツリでる！まじで今の職場は最高。

職場変えるのって決心するのさえ大変で、ただでさえ時間なし、行動めっちゃ重くて…

しかも初めてだからわかんないことだらけだったから

って何度も思いかけたけど、踏みとどまらずに職場変えてほんとによかったなーって思う!!

「多少ツライことがあっても大きな病院で頑張ってスキルアップしてくのが看護師としては大事」

そう思い込んでたけど、わたしの元の職場みたいに上司がクソみたいな奴で、もうどうしようもなく今しんどいんだったら辞めるって選択肢を取るのがいいと思う。

だってそういう人って絶対変わらないし、自分じゃ上司は選べないもん。

じゃあそういうとき、なにから手をつけていいの？って話は私がしているので、こっちの記事もよかったら見てみてください〜