ぁああああぁ…もうまじ夜勤しんどい、辞めたい
看護師なら絶対思う、これ。
看護師=夜勤みたいなイメージあるし、
新卒でなんとなく大きい病院に就職しちゃうと、
2交代が当たり前っっ!!!
みたいな感じで。
「夜勤しながら働きつづけるのが当然」って思っちゃうんだよね。
看護師の7割が病院で働いてるから…
まぁ、当然っちゃ当然か…
いやでもさー、知ってた?
夜勤のない職場って探せば結構あるんだよ〜!
うめぽんも元はブラック病院で毎日疲弊してたんだけど。
でも2回転職して、
今は夜勤なし!高時給!定時ピッタリ!のクリニックで超快適に働いてるよ〜
今回紹介する内容はこちらっ!
・ナースの夜勤なし職場おすすめ6選
・夜勤なしで働くメリット・デメリット
・失敗しない「夜勤ゼロ職場」の選び方
日勤だけの職場っていろいろあるんだけど、
職場によって働く時間や向いてる人も全然ちがうから情報収集はしっかりやったほうがいい!!
気になる給料も詳しく書いたよ!
自分に合う職場があるか!
よーくチェックしてね〜!
1. 看護師が夜勤なしで働ける職場は?
今回紹介する夜勤なし職場はこちら!
①クリニック
②外来
③訪問看護
④企業
⑤検診センター
全部で5つだよ〜
2人の子どもの育児をしながらブラック病院で夜勤を続けてたうめぽん。
はぁ…つらい。やめたい…
こどものお迎えあるっつたってガン無視の先輩や、こなすのが当たり前のサービス残業に疲弊…
新卒から働き始めて10年目の夏…ついに転職を決意した
もう限界だ…やめよう
今のクリニックに転職するまで、「夜勤なしで働ける職場」について調べまくりました!
おすすめの「夜勤ゼロ職場」を6つ紹介しまーす!!
①クリニック
クリニックの平均年収は400万円前後。
夜勤がないぶん、年収は病棟より50万以上下がることが多いのです…。
ただ、クリニックにもいろいろあって、保険適用外の美容クリニックは日勤のみで残業もほとんどなく平均給与が30万円~40万円、中には50万円以上というところもあるよ〜!
あとは透析クリニックとかも給料高めだね〜
クリニックの求人数は病院の1/5くらい!
人気の求人はなかなかやめる人がいないので、募集も少なく、すぐに埋まっちゃいます。
ただ…クリニックを狙うなら「出ている求人にすぐに応募!」するんじゃなくて、職探しをゆっくり時間をかけてやるのがいいです。
口コミを確認しながら常に求人をチェックして、好条件の職場がでたら即応募!が成功のポイント!
うめぽんは転職サイト経由でもクリニックの求人をたくさんもらったよ〜!!
なかには…
これ、実はいまでたばかりの求人で。まだサイトに出してないんですけどうめぽんさんにぴったりと思って。
ってかんじで、給料高めでなかなか空きが出ないクリニックの求人をもらったこともあります
ちなみに…
看護師の人数が少ないから人間関係大事っていわれるけど、これはほんとです
クリニックは看護師少ないからとくにだよ〜
だからこそ、実際に利用して雰囲気や働きやすさをよくみて、「ここだ!」と思ったところをさがしてみてくださいね!
②外来
外来の平均年収は380万〜420万円くらい。
完全週休2日制で予定が立てやすいのが魅力です。
育児しながら外来で働いてる友だち多いよ〜
何科の外来を担当するかによって、細かな仕事の内容は変わってきます。
基本的な仕事はこんな感じ。
- 診察介助
- 検査の補助
- 受付・電話対応
- クレーム処理
看護師業務以外のことでの負担もおおきいみたいです。
医者からのクレームも大変って聞いたよ・・・
点滴とか注射の数が多いから、サクッとこなせる必要はあります!
スキルに不安がなければ病棟経験2年目以上で仕事できるよ〜
③訪問看護
続いては訪問看護!
日勤だけの仕事としては、かなり高めの年収450万!
訪問看護には夜勤の代わりにオンコール制度があるところが多いです。
オンコールの回数は?
- 回数は事業所による
- オンコール当番は管理者だけでやる・正社員だけでやるなどいろいろ
未経験でも大丈夫?
- 未経験でも大丈夫です
- マンツーマンで教育してくれる
- むしろ病棟より教育は手厚い
- 最近は20代の未経験者が多い
未経験も多いんだね〜!
訪問看護にも種類がいろいろあります。
- ターミナルケア
- 精神サポート
- リハビリ特化
- 小児
と、事業所によって得意分野が違うんです。
求人を探すなら、利用者さんはどのような人が多いかチェックしてどんなスキルが必要か確認してみるといいですよ!
④企業
つぎは企業看護師です。
年収は320万〜500万円と経験によって結構幅があります。
うめぽんは企業看護師経験ありだよ!
うめぽんはこんな感じで働いてました
- オフィスの1室の保健室に常に勤務
- 看護師は2人、常に同じ部屋にいる
- 自分のデスクとパソコンがあって常時デスクワーク
- 事務服着用
- 昼は保健室でお弁当
- 8:30出社
- 17:15退社
- お休みはカレンダーどおり
病棟とは全く違う働き方だよ
仕事の内容はこんな感じです
- 健診データの管理
- 社員への保健指導
- 休職者の面談・復帰の調整
- 週1〜2回は会議に参加
- 労働基準監督署への書類提出
医療行為はまったくないよ!
肉体労働はなくて、残業もほとんどないから病棟と比べて、体力的には正直めちゃくちゃ楽です。
ただ、ビジネスマナーはできて当たり前だし、難しい法律を確認しながら書類をかくとかが多いから神経は使います。
企業看護師の求人って少ないよね〜
⑤検診センター
健康診断や人間ドックを行う施設で検査をメインにおこないます。
年収は300万〜380万円
具体的には…
- 身長や体重などの身体測定
- 視力や聴力の測定
- 血圧測定
- 採血
決まった作業をもくもくとこなすよ!
保健師の資格があれば、保健指導を担当することもあります。
夜勤・残業なしなので給料は低くなりがち。
日勤メインでですが、会社に行って行う「巡回健診」はスタート時間が朝7時〜8時なので、朝5時台に集合!なんてこともあります。
健診会場が遠方の場合は泊まり込みでの勤務になることもあります。
入職したものの、子どもがいて早朝出社がむずかしいなんてことにならないよう、条件は事前に確認するとよいよ
⑥デイサービス
デイサービスは日帰りの「通所介護サービス」です!
年収は340万〜400万円。
通所する利用者さんの健康管理をメインにおこなったり、レクリエーションに参加したりします。
デイサービスを利用できるのは、要支援1~要介護5の認定を受けた高齢者です
規模にもよるけど、利用者は通常で1施設20人前後。
そこで看護師は1人体制のところが多く、介護士が3〜4人と一緒に働いています。
一緒に介護ケアをすることも多いよ!
早番・遅番・夜勤がなく手当もないので給料は低め。だけど医療行為はほぼないので
「ブランク明けでの復帰しつらい〜」
って人にはおすすめです。
デイサービスにも、
- リハビリ特化型
- 趣味メイン
- 認知症ケア重視
といった具合に、力を入れている分野が違うので、求人を見つけたらその施設が得意な分野はなにか調べてみてくださいね!
2. 夜勤なしで働くデメリット
つぎは私がクリニックで働いてみて感じたデメリットについてお伝えしますね〜!
①年収が50万以上下がる
夜勤がないと給料は下がることが多い!
年収高めと言われる看護師。実際、看護師全体の平均総年収は483万円です(平均年齢39.5歳・平均勤続年数8.2年)
ちなみに日本人の平均年収は443万。
ただこれには夜勤手当が入っているので、日勤だけで働くとその分ゴソッと給料は下がります
夜勤手当の平均額 10,772円/回
(二交替の場合)
病棟だと月4〜5回夜勤をやることが多いから、単純に月5万以上は収入が減ってしまいます。
日勤だけでも病棟勤務と同じくらい稼ぎたい!って人はちゃんと稼げる職場選びをするといいですよ!
②スキルアップがしにくい
これもよく言われることですが、夜勤がないクリニックや外来、介護施設は病棟に比べてスキルが身につきにくいです。
病棟夜勤は生活リズムの乱れ・長時間労働のある大変な働き方だけど、その分培われるスキルもたくさんあります!
夜勤で身につくスキル
- 少ない人数での患者対応
- 急変や急患の対応
- 夜間ナースコール対応
- 夜間巡回
人数少ないから急変対応は逃げられないよね…
さらに病棟で身につくスキルにはこんなものも
・看護記録
・入浴や排泄補助
・点滴や薬の管理
・日勤夜勤交代時の申し送り等
こうやってみると、外来だけで勤務するより夜勤しながら病棟で働いたほうが経験する業務は圧倒的に多いですね。
仕事を「日勤だけ!」と限定してしまうと、職場で任せてもらえる仕事がが限られるので病院への貢献度が下がってしまいます。
自然と病院への貢献度はひくく見られてしまうので、出世もしにくくなります。
「日勤だけでもスキルアップしたい」って人は
・未経験の分野に転職する
・専門・認定看護師をめざす
こんな選択をするのもいいよ!
③求人が少ない
日勤だけでの常勤の求人は本当にすくないです!
看護は基本24時間体制なので「夜勤するのが当たり前」だからです。
わたしが転職活動するときもアドバイザーさんとはこんな感じでやり取りしてました
条件のいいクリニックだとすぐに埋まっちゃいますね〜
そうなんですね〜
人間関係も安定していて快適に働けるクリニックとか病院の外来はそもそも空きが出ることも少ないですね。これは…運もありますね〜
「夜勤なし」での求人をおこなっている場合でも、即戦力となる経験者を優先している場合が多いのです。
働きやすい職場を選ぶなら、常に情報収集をして「これだ!」と思った求人はとりあえず受けてみるのがいいとおもいます。
3. 夜勤なしで働くメリット
ここまでデメリットをみてきました。続いてメリットをみて行きましょう〜
①生活リズムが整う
日勤だけの職場は規則正しい生活を送れるので、体調管理はしやすいです。
わたしもう夜勤はできないと思う
生活リズムが整うことのメリット
・体調管理がしやすい
・肌荒れがおさまる
・妊活がしやすい
・家族と生活スタイルがあう
②急な休みも対応しやすい
日勤のみの勤務だと、夜勤に比べて急なお休みにも対応しやすくなります。
- 勤務するスタッフが夜勤に比べて多い
- 代用スタッフを探さなくてもなんとかなる
- 理解してくれるスタッフが多い
3〜4人でまわす夜勤に比べて、日勤はスタッフの人数が多め。病棟だと10人くらいいるところもあります。
1人当たりの負担も減るので欠員がでてもフォローしやすく、スタッフの補充がなくてもなんとか回る!!
師長も血眼で代わりのスタッフを探す必要がないです。
まぁ1人休むと、めっちゃ大変だけどね…
さらに、まわりも育児中のママナースなども多いので、事情を理解してもらいやすい環境です。
困ったときはお互いさま!ってやつだよね。
③プライベートが充実しやすい
人にもよりますが、プライベートも充実しやすくなります。
- 看護師以外の友だちや家族と予定をあわせやすい
- 「夜寝る」習慣がつく
- 仕事をルーチンワークとしてこなせる
夜勤をやってるとわかりますが、毎月の予定は勤務表次第で変わります。
月末に勤務表でるまで、翌月の予定決まらないよね
日勤だけの勤務になると、お休みが固定される職場も多いです。
夜勤が終わってから「帰って寝る」時間がなくなるので、仕事以外で自由に使える時間がしっかりとれるようになります!
夜勤明けで帰るとだらだらしちゃうんだよね〜
勤務時間が固定されると毎日同じ時間で働くので、業務にも慣れて日常に余裕がもてますよ!
3. 失敗しない「夜勤なし」職場の選び方
看護師が日勤だけで働ける職場はいろいろあります。
とはいえ、やみくもに職場を探すと
思ってたのと違った…もう辞めたい
みたいなことになりかねません。
「夜勤なしの職場さがし」で失敗しないポイントを紹介します!
ポイント①職場ごとの特徴を知る
ありきたりに聞こえますが「職場の特徴を知る」は本当に大切です!!
なんでかって、「夜勤なし」の求人は、施設によって働き方が全然ちがうから!
職場によってデメリットが異なるので、単に「夜勤がない」というポイントで選ぶのではなく、自分の希望する条件を洗い出したうえで条件と突き合わせましょう!
②見込み残業の記載に注意する
日勤で給与が高めになっている場合、見込み残業代が含まれていることがあります。
見込み残業ってなに?
企業側が一定の残業時間を想定し、固定給の中にあらかじめ見込み残業代を含められる制度
「みなし残業」ってやつだね!
つまり残業代も込みで給料が設定されてるってことです。
たとえばこの求人
8時〜17時の勤務で基本給30万超えの高給与ですが、よーく見るとみなし残業代の文字が。
月30時間、つまり22日勤務で1日1時間半の残業が固定で設定してあるんです。
「残業代がでるならいいんじゃない?」
そう思う人もいるかもしれませんが…
通常業務を終えるのに、残業することを前提としている職場って働きやすい環境だと思いますか?
みなし残業制度は、会社の運用によっては基本給と残業代の区別がつかなかったり、みなし残業時間を超えた残業代が未払いになるなど、トラブルになりやすい一面があります
トラブルは避けたい…
求人サイトをみていると「日勤だけど高給与」とうたって要るものの、みなし残業がついている求人があるので、そこは見極める目を持ちましょう!
求人の見方がわからなかったら、求人サイトに頼るのも手だよ!
給料を下げないためにできること
「夜勤なし」でも給料高めの職場を選ぶポイントは以下です
・患者に人気の病院を選ぶ
・30代での転職は2回までにする
患者さんで賑わっている施設は、基本給が高かったり昇給がしやすくボーナスも出やすい傾向にあります。
利益を追及しない病院といえど、患者さんがこないことには給料は払えません。
・実際にクリニックを利用してみる
・口コミを調べてみる
・働いてる人に話を聞いてみる
リアルな評判を聞いてみて「ここは良さそうだな!」と思えるかどうかが意外と重要です。
ふたつめは、転職回数についてです。
好条件の職場に就職したければ、転職歴は多すぎないほうがいいです!
ここまで説明してきたように、「日勤のみ」の職場は探せば割と出てきます。
でも、
- 給与が高い
- 福利厚生がしっかりしている
- 残業がほとんどない
こんなふうに条件のいい職場はかなり稀なので、結果的に倍率も高くなります。
少しでも転職に有利な状態にしておくには、転職回数が多すぎないのがポイントです。
転職回数が多ければ多いほど、「採用しても、すぐにやめてしまうのではないか」と思われて不採用となってしまう可能性が高くなります。
1時間程度の短い面接時間や過去の経歴から判断されるので、転職回数は少ないにこしたことはありませんよ!
うめぽんが実際に転職したときのようすはここにまとめてあります〜